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この世で一番、愛しいもの。

  3月に入り、すっかり春めいてきましたね
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  ベランダの花たちも、元気に咲き誇っております


  さてそんな陽気でも、引きこもりのワタシはオウチでノンビリするのが大好き(笑)
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  テレビをつけてボンヤリしていたら、菜々が画面に飛びかかってきてビックリ☆
  どうやらテレビに写った猫さんに反応したもよう。どれどれ・・・どんな猫さんかいのぅ


  
  それは、両前足を失った『ジジ子ちゃん』のお話でした。
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  飼い主さんは安楽死させるかどうか悩んだそうです。


  可愛いセーターは、身体がこすれてしまうから、飼い主さんが手作りしているそうです
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  とっても似合っていますね(*^ω^*)


  『2本足でも生きる術を日々身につけていく・・・』
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  2本足でも、上手にジャンプしてソファに乗れます
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  なんていとおしいのでしょう・・・




ワタシの大好きな町田康さんの著書『猫にかまけて』の中に、

特に心に残るシーンがあるので紹介したいと思います。



ヘッケは絶望的だった。腹膜炎と白血病を同時に発症しており、

一方の治療が一方にとっては致命的なダメージになり手の施しようがないと医師は言っていた。

(略)

自分は辛かったが家人が言った。

『ヘッケは苦しんではいるが懸命に生きようとしている。

 苦しむのは嫌だ、とか早く楽になりたい、とは絶対に考えてはいない。

 ヘッケは生きたがっている。

 そのことから目をそむけてはいけないように思う』

自分はその通りだと思った。

人間が勝手に、猫はこう思っているはずだ、と決めつけるのは不遜だし

間違っていることが多いのではないか。

ただ自分が苦しそうにしている姿をみたくないからそういう理屈を言っているだけで

あるように思う。

可哀相だから早く楽にしてやりたいといって本当に楽になるのは誰なのか、と思う。




毎日沢山の幸せを与えてくれる猫たちに、ワタシがしてあげられること・・・

それは最後まで、この愛しい命に誠実でいること。

それしかしてあげられないし、なにより大切なことだと思う。



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by nekobakaruhibi | 2007-03-01 21:05 | 管理人のつぶやき


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